【新年のご挨拶】編集長の鶴田です。

新年明けましておめでとうございます!

iitoJAPAN編集長の鶴田龍司です。


いつも沢山の応援、有難うございます!


昨年はiito東京の立ち上げから全国展開の発表という変化とチャレンジの一年でした。様々なご意見を頂く中、それでもこの様に弊誌の活動を応援していただいている皆様に感謝してもしきれません。


4年前の24歳の頃立ち上がったこのiitoという雑誌は、本当に些細なきっかけで生まれた雑誌でした。


元々私は生まれ育った福岡という地域を盛り上げるためになにかやりたい。
将来は街づくりをしたいと思っているような人間でした。

そんな中、同年代のひとりの女の子から

「会社と家の往復以外で何かがしたい。」
「だけどモデルをするとしても福岡だとなかなかやれることが少ない。」

そういった相談を受けるようになっていました。


そんな時、縁あってこのiitoという雑誌を立ち上げることになりました。


元々ファッションショーのイベントを作ったりしていたものの、デザイン、ましてや
雑誌の制作などとは全く無縁の人間でした。


出版社等に勤めたこともなかったので、

「雑誌がどのように運営されているのか」
「そもそも雑誌というメディアは廃れていっている中、こんな素人で運営できるのか」

分からないことと不安で一杯でした。


その時、ある方からライブ配信で上げた収益で雑誌を作る方法があると聞き、最初はミックスチャンネルで活動を始めました。

その後すぐ周りの友達や、学生時代モデルをやっていた女の子に声を掛け、立ち上げから6か月後の2019年7月にiito00号を創刊しました。
その後夢を追うライブ配信プラットフォームとしてSHOWROOMの方がiitoのコンセプトに合っているのではないかと考え、SHOWROOMでの活動を開始しました。


正直最初は全く収益など上がらず、雑誌を印刷すればするほど赤字になるという厳しい時期が続きました。


しかし福岡からアジアへ発信していくメディアとして成長するんだという想いの元、雑誌の制作を進めていました。


そして02号の制作中にコロナという新たな壁にぶつかりました。

当たり前のようにこれからアジアへ行って撮影しまくるんだ!
と思っていた中、世の中の常識が一変してしまいました。


「まあでもすぐに終わるでしょ。それまで辛抱辛抱」
と当時は思っていました。まさかこんなに長く続くとは…


そこから、今のiitoはアジア進出だけを考えていたら、この先どうなっていくか分からない。だけど、それを楽しみにしているモデルの子が集まってきている。

というもどかしい時期に突入しました。


それに伴って、iitoモデルを辞めていく子、運営能力の未熟さゆえのトラブル、資金不足等、次から次へと問題が噴出し、この活動はもう誰の為にもなってないんじゃないか、辞めたほうが良いんじゃないかと真剣に悩むようになりました。


ちなみにこのとんでもない資金不足の時に、なんとか制作費を作り出したいということで始まったのがこのメンバーズです。皆さん支援いただき本当にありがとうございます!メンバーズのお金は今も制作費として有難く使わせて頂いております!



そしてこの時に、その後iitoの存続に大きくかかわることになったのが、iito02号の表紙モデルを飾っていた専属モデルの愛子との会話でした。


「iitoがあって本当によかったです!こうやってブランドを立ち上げたり、いろんな機会を頂けて本当に感謝しています」


愛子からこの言葉を貰った時に
「あぁ、このためにやってたのか」
と思うことが出来ました。


「一人でもiitoがあって良かったなと思ってくれているのならその為にもう少し頑張ってみよう」

この言葉を期に、そう思えるようになりもっと続けていこうと思えるようになりました。


ちょうどその頃から、『福岡からアジアへ』というコンセプトよりも『女性のセカンドストーリーを応援する』という色が濃くなってきたような気がします。


そしてその後は、

「iitoってファッションショーしないんですか?」
「写真集やってみたいです!」
「TGCに出てみたい」
「テレビ…」
…etc

という声に一つずつチャレンジしていくこととなりました。


全員の夢をすべて叶えることは難しいけれど、iitoがあって良かったという人が一人でも増えるといいなと思っています。


そして皆さんの応援の声に比例して、より大きくiitoはチャレンジしていきたいと思っています。

元々は福岡から始まった小さな小さなローカル誌も、こうやって全国の皆さんに応援していただいたからこそ、全国誌になることが出来ました。

みなさんのおかげで24歳の時の僕が想像もしていなかった世界を見せていただいていると思っています。


まだまだ若輩者の私で、たくさんのどうしようもない部分があり、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、一つずつ…一つずつ皆さんのなりたいをカタチにしていきますので温かく見守って頂けると幸いです。

2023年、きっとまた沢山のチャレンジをしていきます。
改めて皆様宜しくお願い致します!
                      iitoJAPAN編集長 Tsuruta Ryuji



コメントを表示

非表示のコメントです。

2023.02.11 22:37

非表示のコメントです。

2023.02.11 22:40